コバノチョウセンエノキ(小葉の朝鮮榎)
属名 ニレ科エノキ属 学名 Celtis biondii Pampan
別名 サキシマエノキ
名の由来
特性 落葉小高木。 雌雄同株。 樹皮は灰色。 
葉は単葉で互生、葉身は広楕円形で、長さ3〜7cm、幅は2.5cm〜3.5cm。 
葉の表面は緑色でわずかに光沢。 裏面は淡緑色。 葉縁は上半分に鋸歯。
葉先は尾状に伸びる。 
左右不同で基部から3主脈。 葉脈は3〜4対。
葉の展開と同時に開花。 花は雄花と雌花が一緒に咲く。 
果実は核果。 球形で赤褐色に熟す。甘い。
類似種のエノキは葉の先端が尾状にならない。
分布 本州(近畿地方以西)、四国、九州
六甲山系では稀。 
花期、果期  花期4〜5月 果期10月
コバノチョウセンエノキ  2006/6/11
  六甲山
コバノチョウセンエノキの樹皮  2006/6/11
  六甲山
コバノチョウセンエノキの葉  2006/6/11
  六甲山
コバノチョウセンエノキの葉(表)  2006/6/11
  六甲山
コバノチョウセンエノキの葉(裏)  2006/6/11
  六甲山
  エノキ(左)   コバノチョウセンエノキ(右)
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