タチヤナギ(立柳)
属名 ヤナギ科ヤナギ属 学名 Salix subfragilis
別名
名の由来 枝が上向きに伸びることによる。
特性 落葉小高木。 樹高5〜10m。 雌雄別株。 株立ち。
樹皮は灰褐色で不規則に剥がれる。 
葉は単葉で互生。 葉身は披針形または長楕円状披針形。 長さ5〜15cm、
幅1.5〜2.5cm。 表面は緑色。 裏面は黄緑色。 葉縁は細かい鋸歯。 
葉先は長い鋭尖頭。 
葉の展開と同時に開花する。 花序は4〜6cm。 雄花は黄色、雌花は淡黄緑色。
果実は刮ハ。
類似種のジャヤナギは葉裏が粉白色、葉の下が幅広。 
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の湿原や河原。
六甲山系でも河原で見られるが、数は少ない。
花期、果期  花期4月 果期5月
タチヤナギの冬芽  2002/12/22
  神戸市北区 山田町小部(標高310m)
タチヤナギの葉  2002/4/20
  神戸市北区 山田町小部(標高310m)
タチヤナギの雄花  2002/3/24
  神戸市北区 山田町小部(標高310m)
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