ミヤマガマズミ(深山莢迷)
属名 スイカズラ科ガマズミ属 学名 Viburnum wrightii Mig
別名
名の由来
特性 落葉低木。樹高2〜4m。   
カマズミに比べると葉が小さくて細く、先端が尖る。また葉柄に炊く托葉がある。
枝は灰白褐色。
葉は単葉で対生。 葉身は倒卵状楕円形または卵状楕円形で、長さ4〜9cm、
幅は2〜4cm。 葉の表面は緑色、裏面は帯白緑色。 葉縁は粗く鋭い鋸歯。 3本主脈。
葉柄はコバノガマズミより長い。
散形花序は直径4cmほどでガマズミより一回り小さい。 白い花を多数付ける。
果実は核果。 直径約8mm、赤く熟す。
花の拡大画像 
分布 本州(関東以西)、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布。
六甲山系では全山系でよく見られる。特にアカマツ林に多い。
花期、果期  花期4〜5月 果期9〜10月
ミヤマガマズミ  2004/4/25
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ミヤマガマズミの樹皮  2002/3/31
   神戸市北区 鍋蓋山北側(標高340m)
ミヤマガマズミの葉(表)  2004/8/15
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高350m)  
ミヤマガマズミの葉(表)  2004/8/15
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高350m)  
ミヤマガマズミの花  2004/4/25
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ミヤマガマズミの花  2004/4/25
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ミヤマガマズミの果実  2004/10/17
  宝塚市 丸山(標高270m)
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