ツルアジサイ(蔓紫陽花)
属名 ユキノシタ科アジサイ属 学名 Hydrangea petiolaris
別名 ゴトウヅル、ツルデマリ
名の由来 蔓性のアジサイという意味
特性 落葉つる性木本。 大きいものは高さ20mになる。 
樹皮は褐色で縦に薄く紙状に剥がれる。
幹や枝から気根を出して,木や岩に這い昇る。
葉は対生。 葉身は広卵形〜円形。 長さ5〜12cm、幅3〜6cm。
葉柄は3〜8cmと長い。 葉の表面は緑色、裏面は淡白緑色。
葉縁は細かく規則正しい鋸歯。 葉先は急鋭頭。 側脈は6〜8対。
枝先に直径10〜12cmの装飾花と両性花から成る花序をつける。
両性花は白色で、花弁は4枚。 3〜7個が両性花を取り囲む。
両性花は黄白色で、直径約5〜6mm。 芳香がある。
果実は朔果。 直径約4mmで、球形。
類似種のイワガラミは葉の鋸歯が粗く、装飾花の花弁が1枚。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では裏六甲の谷筋で見られる。
花期、果期  花期6〜7月  果期9〜10月
ツルアジサイ   2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの樹皮   2006/5/4
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの葉   2005/6/18
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの葉(表)  2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの葉(裏)   2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの葉縁   2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの花序   2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの装飾花  2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
ツルアジサイの両性花  2006/6/10
  神戸市北区 六甲山
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