マルバハギ(丸葉萩)
属名 マメ科ハギ属 学名 Lespedeza cyrtobotrya
別名
名の由来 葉が丸いため
特性 落葉低木。 樹高1〜3m。
葉は3出複葉で互生。 頂小葉は倒卵形または長円形。 長さ2〜3cm。
幅1.5〜2.5cm。 小葉の表面は緑色。裏面は灰白色で、全面に毛がある。
葉縁は全縁。 葉先は凹頭。 側脈は10〜13対。
葉腋より総状花序を出し、花序は基部の葉より短い。
花は紫紅色で長さ1〜1.5cm
果実は豆果。長さ0.6〜0.7cm。熟しても裂開しない。
類似種のヤマハギツクシハギの花序は基部の葉より長い。
花の拡大写真
分布 本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部の日当たりのよいところに生える。
六甲山系では中腹以上の日当たりの林縁、ハイキング道沿いの至る所で見られる。
花期、果期  花期 8〜10月  果期 10〜11月
マルバハギの樹皮  2002/7/26
   神戸市灘区 六甲山西側(標高830m)
マルバハギの葉  2002/7/20
  神戸市灘区 摩耶山北側(標高640m)
マルバハギの花  2002/6/9
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高180m)
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