ホオノキ(朴木)
属名 モクレン科モクレン属 学名 Magnolia obovata
別名
名の由来 ホオは苞の意味で大きな葉に食物を盛ったことに由来する。
特性 落葉高木。 日本の樹木の中で葉と花が最も大きい。樹高15〜30m。 
樹皮は灰白色。
葉は単葉で互生。葉は枝先に集中。 葉身は倒卵状長楕円形または倒卵形。
長さ20〜40cm。 幅は10〜25cm。 葉の表面は緑色。裏面は灰白緑色。 葉縁は
全縁で波状。 側脈18〜25対。
枝先に帯白色で花は直径約15cmの強い芳香のある花が上向きに咲く。
咲いた日は雌花で翌日に雄花になる。
果実は袋果の集まった集合果で、長さ約12cm。 赤く熟す。 
花の拡大画像
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯
六甲山系では谷筋でよく見られる。
花期、果期  花期5〜6月  9〜10月
ホオノキの樹皮   2002/2/16
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高340m)
ホオノキの葉  2005/6/5
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
ホオノキの葉(表)  2005/6/5
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
ホオノキの葉(裏)  2005/6/5
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
ホオノキの花   2004/5/15
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
ホオノキの花   2002/5/18
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高340m)
ホオノキの花芽   2002/12/31
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高340m)
ホオノキの樹形  20056/12/19
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
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