ハンノキ(榛の木)
属名 カバノキ科ハンノキ属  学名 Alnus japonica
別名
名の由来
特性 落葉高木。 樹高20m。 樹皮は紫褐色で不規則に浅く裂けて剥がれる。
若枝は灰褐色。
葉は単葉で互生。 葉身は卵状長楕円形。 長さ5〜13cm、幅は2〜5.5cm、
葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色。 葉縁は低い短い鋸歯。葉先は鋭尖頭。
側脈は7〜9対。
雄花は6cmほど、咲き始めは直立している。 花が咲く頃になると垂れ下がる。
雌花は雄花のすぐ下につき、小さく目立たない、暗紫色。 
果実は堅果。 楕円形で長さ2cmほどで翼がある。
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の湿原などに見られる
六甲山系では山麓から中腹に点在する湿地や池沼の周りで見られる。
花期、果期  花期2〜4月 果期10月
ハンノキの樹皮     2002/1/13
 神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ハンノキの葉     2002/7/14
 神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ハンノキの葉(表)  2005/5/26
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
ハンノキの葉(裏)  2005/5/26
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
ハンノキの雄花序   2002/2/9
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ハンノキの雄花序  2003/1/12
  神戸市北区 有馬(標高420m)
ハンノキのの雌花  2004/2/21
  神戸市北区 山田町藍那(標高260m)
ハンノキの果実  2004/12/26
  神戸市北区 山田町中(標高220m)
ハンノキの種子  2005/1/2 ハンノキの樹形   2002/3/30
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
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