ナナミノキ(七実の木)
属名 モチノキ科モチノキ属 学名 Ilex chinensis
別名 ナナメノキ
名の由来 美しい実がたくさんなるため名がついた。 
ナナメノキは枝を折ると一様に斜めに割れるため。
特性 常緑高木。 雌雄別株。 樹高10m。 樹皮は灰褐色。
葉は単葉で互生。葉身は長楕円形または倒披針形。長さ7〜12cm。 
幅2.5cm〜5cm。 しなやかな革質。葉先は尾状の尖鋭頭。葉縁は低い鋸歯。
本年枝の葉腋に散状花序を出し、花は薄紫色。 直径約5mm。
果実は核果。 楕円形で長さ約1cm。 多数の実がびっしりとつき、赤く熟す。
花の拡大画像
分布 本州(静岡県以西)、四国、九州
六甲山系では山麓から中腹の照葉樹林に見られるが、数は少ない。
花期、果期  花期6月 果期10〜12月
ナナミノキの樹皮   2002/1/12
  神戸市北区 イヤガ谷東尾根 (標高320m)
ナナミノキの葉  2002/6/9
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ナナミノキの葉(表)  2004/1/4
  神戸市北区 丹生山南側(標高220m)
ナナミノキの葉(裏)  2004/1/4
  神戸市北区 丹生山南側(標高220m)
ナナミノキの花  2006/6/20
  神戸市北区 山田町藍那(標高260m)  
ナナミノキの花  2006/6/20
  神戸市北区 山田町藍那(標高260m)  
ナナミノキの実   2002/1/19
  神戸市北区 イヤガ谷東尾根 (標高180m)
ナナミノキの実  2004/1/12
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
ナナミノキの実  2004/1/12
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
ナナミノキの葉
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