シモツケ(下野)
属名 バラ科シモツケ属 学名 Spiraea japonica
別名 キシモツケ
名の由来 下野産のものが古くから栽培されていたことによる
特性 落葉低木。 樹高1m。 株立ちになる。 樹皮は暗褐色。
葉は単葉で互生。 葉身は広卵形または狭卵形。 長さ3〜9cm。 幅2〜3cm。
葉の表面は緑色で無毛。 裏面は白緑色で葉脈上に毛が密生。
葉縁は不整の重鋸歯または不整の鋸歯。 葉先は鋭尖頭または鋭頭。
枝先に半球形の複散房花序を出す。 直径3〜6mmの小さな花を多数つける。
花弁は広卵形〜円形で淡紅色、紅色。
果実は袋果。長さ2〜3mmの卵形で5個集まってつく。
花の拡大写真
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の陽地に分布。
六甲山系では植栽されたものが逸出している。
花期、果期  花期5〜8月  果期9〜10月
シモツケの花  2002/6/16
  神戸市北区 再度山北側(標高380m)
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