コナラ(小楢)
属名 ブナ科コナラ属 学名 Quercus serrata
別名 ハハソ
名の由来 しなやかなさまを表すナラナラから、平らの意から、など諸説あり。
特性 落葉高木。 雑木林の代表的な樹種。 樹高15〜20m。 樹皮は灰褐色で縦に
不規則な割れ目がある。 
雄花は垂れ下がり、長さ5cmほど。 雌花は新枝の上部の葉につく。  
葉身は倒卵形または倒卵状楕円形で、長さ7.5cm〜14cm。 、幅4〜6cm。
葉の表面は濃緑色、裏面は灰白色。 葉縁は鋭い鋸歯。 側脈は12〜14対。 
果実は年内に熟し、杯状の殻斗から離れてどんぐりだけが落ちる。
分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹までの至るところで見られる。 特に谷筋に多い。
花期、果期  花期4〜5月  果期9〜10月
 コナラの樹皮  2002/3/3
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
コナラ(老齢樹)の樹皮 胸高直径85cm 
  2002/3/3
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高340m)
コナラの葉   2002/5/18
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
コナラの黄葉  2002/11/10
  神戸市灘区 摩耶山北側(標高680m)
コナラの葉(表)   2004/8/15
  神戸市北区 再度山北側(標高330m)
コナラの葉(裏)   2004/8/15
  神戸市北区 再度山北側(標高330m)
コナラの花  2004/5/5
  神戸市北区 六甲山北側 大谷(標高500m)
コナラの雄花序  2002/4/27
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高350m)
コナラの花  2004/4/25
  神戸市北区 再度山北側(標高330m) 
コナラの果実(堅果)  2002/10/20
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
コナラの冬芽  2002/12/31
  神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高360m) 
コナラの樹形  2002/1/5
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高340m)
   
コナラの葉のスキャン画像  
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