コウヤボウキ(高野箒)
属名 キク科コウヤボウキ属 学名 Pertya scandens
別名 タマボウキ
名の由来 高野山で枝をほうきの材料にしたことからついた
特性 落葉小低木  樹高0.5m〜1m
枝には短毛が生える.。
葉は単葉で互生。 本年枝には長さ2〜3cmの卵形。
2年枝には細長い葉が数個ずつつく。 葉縁は鋸歯がまばらにある。
3脈と細脈が目立つ。
本年枝の先に直径1cmほどの頭花を1個ずつつける。
花は白い筒状花が10数個集まったもの。
果実は総果。 毛が密生する。
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分布 本州(関東以西)、四国、九州
六甲山系ではハイキング道沿いの日当たりのよい林縁でよく見られる
花期、果期  花期 9〜10月  果期11月〜12月
コウヤボウキ(当年枝)の葉  2002/9/16
  神戸市灘区 六甲山西側(標高780m)
コウヤボウキ(2年枝)の葉  2002/4/14
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
コウヤボウキ(当年枝)の葉(表) 2004/10/10
  芦屋市 六甲山南側(標高850m)
コウヤボウキ(当年枝)の葉(裏) 2004/10/10
  芦屋市 六甲山南側(標高850m)
コウヤボウキの花  2005/10/24
  神戸市北区 山田町中(標高240m)
コウヤボウキの花  2005/10/24
  神戸市北区 山田町中(標高240m)
コウヤボウキの果実  2002/12/14
  神戸市北区 再度山北側(標高420m)
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