オオシマザクラ(大島桜)
属名 バラ科サクラ属 学名 Prunus lannesiana
別名
名の由来 伊豆の大島に生えているのでこの名がある。
特性 落葉高木。 葉を桜餅を包むのに使うので栽培もされる。 多くの園芸種の元になった種で、
ソメイヨシノの片親である。
樹高10〜15m。 樹皮は灰紫色で横長の皮目が目立つ。 
葉身は倒卵形ないし倒卵状楕円形または楕円形。 葉の表面は濃緑色でやや光沢がある。
裏面は緑色。 葉縁は深く鋭い鋸歯または不整の重鋸歯。
花は葉が出るより先に咲く。花の直径は4cmほどで色はほぼ白い。 
果実は核果。 黒く熟す。
花の拡大写真
分布 本州(房総半島、伊豆半島、伊豆七島)
六甲山系では植栽されたものが所々に見られる。
花期、果期  花期4月上旬  果期5〜6月
オオシマザクラの樹皮  2002/3/3
  神戸市北区 再度山北側 (標高400m)
オオシマザクラの葉  2002/4/27
   神戸市北区 再度山北側 (標高400m) 
オオシマザクラの花  2002/4/10
  神戸市東灘区 住吉本谷(標高220m)
オオシマザクラの花  2002/4/6
  神戸市北区 再度山北側 (標高400m) 
オオシマザクラの果実  2002/5/25
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)  
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