ツルアリドオシ(蔓蟻通し) 
属名 アカネ科ツルアリドオシ属 学名 Mitchella undulata
別名
名の由来 外見がアリドオシ(アカネ科)に似て、つる性であることから。
特性 つる性常緑多年草。 林内や林縁に生える。 草丈10〜40cm。
茎は地を這って分枝する。葉は対生で厚く光沢のある。 葉身は卵形。
長さ1〜1.5cm。 葉縁は波状の鋸歯。 
茎の先に2個ずつ白色の花を並んでつける。 
花冠の上部は4〜5裂し、裂片の内面に毛がある。
長さ1.5cm。 果実は2個が合着したもので液果。 頂に2つ花のあとが残る。
球形で赤く熟する。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹以上で多く見られる。
花期  花期6〜7月
ツリアリドオシ   2006/6/19
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ツリアリドオシの葉   2002/12/12
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ツリアリドオシの花   2006/6/19
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ツリアリドオシの花   2006/6/8
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ツリアリドオシの果実   2005/9/18
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
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