ヤブラン(藪蘭)
属名 ユリ科ヤブラン属 学名 Liriope muscari
別名
名の由来 藪(ヤブ)のようなところに生え、葉がランの葉に似ていることから。
特性 常緑多年草。 林内の日陰に生える。 草丈30〜50cm
葉は根生。 線形で濃緑色で光沢あり。 長さ30cm〜50cm。 葉先は鈍頭。
長さ40cmぐらいの花茎を出し、総状花序をつける。
花の直径6〜7mmで淡紫色〜紫色。 花被片は6枚。
果実はそう果。 果皮は薄くすぐ脱落する。 種子は光沢のある黒紫色に熟す。 
直径6〜7mm。 
花の拡大写真 
分布 本州、四国、九州
六甲山系では中腹以下の林内で普通に見られる。
花期  花期8〜10月  果期11月〜翌1月
ヤブラン   2003/8/30
  神戸市北区 再度山北側(標高450m)
ヤブランの葉   2003/8/30
  神戸市北区 再度山北側(標高450m)
ヤブランの花序  2003/8/30
  神戸市北区 再度山北側(標高450m)  
ヤブランの花  2003/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヤブランの種子  2003/12/1
  神戸市北区 再度山北側(標高330m)
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